慶大がジュニア選手権2連覇!魂タックル健在

[ 2011年12月12日 06:00 ]

 各大学の2軍で争われる「第33回ジュニア選手権」の決勝が秩父宮ラグビー場で行われ、慶大が帝京大の終盤の猛攻を防いで26―22で競り勝った。慶大は早大、明大、関東学院大に続いて4チーム目の2連覇達成で、2度目の優勝。

 慶大はトライを許せば逆転される残り14分間を自陣ゴール前にくぎ付けにされたが、低く突き刺さる「魂のタックル」でゴールラインを割らせなかった。給水係を務めたCTB仲宗根主将は「勢いをつけて大学選手権に臨めます」と“弟分”の奮闘に刺激を受けた。1軍は対抗戦5位とぎりぎりで大学選手権の出場権を獲得し、1回戦でリーグ戦1位の流通経大と対戦。就任1年目の田中監督は「“ミラクル5”を合言葉に王者を獲る」と史上初となる5位からの下克上を誓った。

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2011年12月12日のニュース