福島千里 圧巻ごぼう抜きでV「北海道に生まれて良かった」

[ 2011年10月11日 15:40 ]

成年少年共通女子400メートルリレーで優勝し、笑顔を見せる北海道のアンカー・福島

 第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」最終日は11日、山口県各地で行われ、陸上成年少年共通400メートルリレーの女子は日本代表のエース福島千里(北海道ハイテクAC)が最終走者を務めた北海道が45秒39で優勝した。福島は4、5番手争いでバトンを受けると、圧巻のごぼう抜き。「北海道に生まれて本当に良かったなと思う」と地元愛を口にした。

 男子は世界ジュニア選手権200メートル金メダリストの飯塚翔太(中大)らを擁する静岡が39秒83で2連覇した。

 ハンドボールの成年男子決勝は佐賀(トヨタ紡織九州)が広島(湧永製薬)に34―33で競り勝ち、初優勝した。

 「東日本大震災復興支援」を冠した今大会の閉会式は、山口市の維新百年記念公園陸上競技場で行われ、山口が初の天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を獲得した。

 第67回国体は岐阜県で来年9月29日から11日間開催。冬季大会は岐阜と愛知の共催で行われる。

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2011年10月11日のニュース