“同学年”池田の活躍で発奮!諸藤 亡き母にささげる初V

[ 2011年9月4日 18:23 ]

初優勝し、プレートを掲げ笑顔の諸藤将次
Photo By スポニチ

フジサンケイ・クラシック最終日

(9月4日 富士桜カントリー倶楽部=7437ヤード、パー71)
 諸藤の初優勝が決まったのは、ホールアウトから約4時間後。異例の形でプロ6年目で初の栄冠に輝き「どう喜んでいいのか分からなくて…」と戸惑いながらも、仲がいい先輩の小田孔明に祝福の水をかけられると目が潤んだ。

 福岡・沖学園高時代から同学年の池田勇太とともに高く評価された。だが、プロでは既に9勝の池田勇に対し、シード権も獲得できなかった。「やっぱり悔しい。同じ場所に立ちたくて練習してきた」と、ライバルを発奮材料にした。

 昨年2月、母の孝子さんをがんで亡くした。悲しみを乗り越え、激しい練習を積んだ成果も実った。「いつも心配してくれたお母さんのために早く1勝したかった」という声が震えた。

続きを表示

2011年9月4日のニュース