9人が十両昇進…千代桜、所用8場所に「ビックリ」

[ 2011年7月28日 06:00 ]

 八百長問題の影響で削減された関取4枠(十両2、幕内2)を元に戻すことに伴い、秋場所は大量9人が昇進する。新十両は早大出身の直江改め皇風(きみかぜ、24=尾車)、史上4番目となる所要8場所での昇進となった千代桜(23=九重)、千代嵐(20=同)、琴勇輝(20=佐渡ケ嶽)、モンゴル出身の旭秀鵬(22=大島)、飛翔富士(22=中村)の6人。再十両は北勝国のほか、鳰の湖(24=北の湖)里山(30=尾上)の3人。

 ▼千代桜(10年春場所の初土俵から所用8場所での新十両に)こんなに早く上がれるとは、正直ビックリ。よく一緒に稽古した千代の国関、千代嵐関に(出世争いで)負けられない。

 ▼千代嵐(小学生の頃から師匠である元横綱・千代の富士の九重親方と交流があり)師匠の教え通り、どうすれば小さい体を生かせるか考えて相撲を取り、幕内を目指したい。

 ▼琴勇輝(小豆島出身で初の関取で)島の皆さんの期待に応えられるよう、前に出る相撲に磨きをかけたい。

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2011年7月28日のニュース