野村　２アンダーで１４位浮上　藍は２９位　

　米女子ゴルフツアーのショップライト・クラシックは４日、米ニュージャージー州ギャロウェーのドルチェ・シービュー・リゾート（パー７１）で第２ラウンドを行い、野村敏京が１イーグル、３バーディー、２ボギーの６８で回り、通算２アンダー、１４０で前日の３０位から１４位に浮上した。

　昨年優勝の宮里藍は６９とスコアを二つ伸ばし、通算イーブンパーで２９位とした。６７をマークした上田桃子が通算１アンダー、１４１で２０位。前日１０位の宮里美香は７４をたたき、通算２オーバーの４７位に後退した。６５で回ったクリスティ・カー（米国）が通算８アンダー、１３４で首位に立った。

　▼野村敏京の話　６８のスコアは頑張ったと思います。９番でイーグルを取った後、後半はつい攻めてしまった。守りのゴルフは難しい。でも最後は絶対にバーディーが欲しかったので１８番で取れて良かった。あしたにつながります。

　▼宮里藍の話　いいリズムのラウンドだった。難しいアプローチもあったけれど、うまくしのげたし、気持ちが最後まで途切れなかった。今、少しずつ自分のゴルフがかみ合ってきているので、まだまだ上位にいけると思う。

　▼上田桃子の話　トータルでアンダーパーにしたかったので達成できてうれしい。キャディーといいコミュニケーションがとれたのが良かった。あすはチャンスを多くつくって、自分のパットを信じて打ちたい。

　▼宮里美香の話　出だしの２番でダブルボギー、３パットをしないという目標を落としてしまった。気持ちを切り替えたけれど、なかなか立ち直れなかった。一緒に回ったカーは本当にパターがうまかった。もっと自信を持ってパットを打ちたい。（共同）