トヨタ自、ルネサス高崎ともに圧勝で5日直接対決

[ 2011年6月5日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は4日、3会場で6試合が行われ、首位に並ぶトヨタ自動車とルネサスエレクトロニクス高崎はともに圧勝した。5日に直接対決を迎える。その両チームを追う日立ソフトウェアは逆転サヨナラ勝ちで3位をキープ。ホンダは連敗を6で止めた。

 <ルネサスエレクトロニクス高崎 山下が好投>ルネサスエレクトロニクス高崎は、シオノギ製薬に8-1で圧勝して9連勝した。5年目の山下が6回を投げ被安打2の無失点。宇津木監督は「経験不足で、覚えなければならないことがまだまだある」と厳しい評価だったが、走者を出したのは2安打を許した4回だけで、6回まで無四球で内野ゴロアウトが12。「自分の持ち味は打たせて取ることなので、いい結果を出せたと思う」と山下は笑顔を見せた。

 <トヨタ自動車 5連勝で首位キープ>先発全員の15安打。5連勝して勢いに乗る太陽誘電を一蹴して首位をキープした。「先に点を取られるのが嫌だからアボットを先発させて流れをつくった」と福田監督。きょう5日は首位に並ぶルネサスエレクトロニクス高崎との直接対決。「今年初めて上野と当たる。その意味でもあすがスタート。ベンチワークの戦いになるかな」と指揮官の心は決戦に飛んでいた。

ルネサスエレクトロニクス高崎(9勝1敗)
 301 022 1―9
 000 000 1―1
シオノギ製薬(3勝7敗)
 (ル)山下、大工谷―峰
 (シ)安福、洞井、松本―橋元、松村優

トヨタ自動車(9勝1敗)
 005 121 0―9
 000 001 0―1
太陽誘電(6勝4敗)
 (ト)アボット、山根、上村、中村友―渡辺
 (太)藤田、尾崎、伊藤―谷川

大鵬薬品(2勝8敗)
 000 000 0―0
 030 000 X―3
ホンダ(2勝7敗)
 (大)井俣―三崎
 (ホ)パウリー―島崎

佐川急便(4勝5敗)
 000 000 1―1
 001 021 X―4
デンソー(5勝5敗)
 (佐)信長―山科
 (デ)染谷、キャニー―竹林

日立マクセル(4勝6敗)
 002 000 0―2
 000 100 2X―3
日立ソフトウェア(7勝2敗)
 (マ)西村―中村
 (ソ)藤原―真鍋

靜 甲(9敗)
 001 100 0―2
 000 200 1X―3
豊田自動織機(7勝3敗)
 (靜)鈴木―田中
 (豊)宮本、栗田―西井

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