立ち合いで変化…日馬富士の取り口にブーイング

[ 2011年5月19日 21:01 ]

大相撲技量審査場所12日目

(5月19日 両国国技館)
 真っ向勝負が身上の日馬富士だが、立ち合いで右に変化し、そのまま琴奨菊を突き落とした。大関らしからぬ取り口に館内ではブーイングが起こった。

 琴奨菊には昨年の春場所から6連敗中で通算9勝22敗と苦手。「まわしを取るのが難しい。後ろからでも取りたいという気持ちがこういう相撲になった」と、後味の悪い7勝目を“弁明”した。

 琴奨菊は「がっかりです。自分も悪いけど、日馬富士関だけは立ち合いの変化はないと思っていた」と落胆。前日も白鵬に善戦するなど好調なだけに「切り替えるしかないですね」と4敗目にも前を向いた。

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2011年5月19日のニュース