また韓国勢がV さくら「誰かが止めないと…」

[ 2011年3月7日 06:00 ]

ダイキン・オーキッド・レディース最終日

(3月6日 琉球ゴルフ倶楽部=6439ヤード、パー72)
 昨年のアン・ソンジュに続き、今年も韓国勢が開幕戦を制した。「(彼女たちは)押しの強さがあり、厳しいところでもう一つ伸ばす。世界でもまれている」。日米両ツアーで優勝経験がある日本女子プロゴルフ協会の小林会長は、日本ツアー3勝目をマークした朴仁妃を例に挙げ日韓の違いを指摘した。

 今大会、5位以内に入った韓国勢4人は、全員が終盤の3ホールで2つスコアを伸ばした。対照的に日本勢最上位の2位佐伯、5位森田といずれもそこで伸ばし切れなかった。

 昨季の日本ツアーは全34試合中、外国勢が17勝。彼女らの活躍は、日本ツアーのレベルアップにつながる一方で、テレビ中継の視聴率低下やスポンサー離れを招く可能性もある。7位の上田は「(国籍は)関係ない」としながらも「日本ツアーなので日本人として誇りを持って戦いたい」と決意をにじませた。

 体調不良で10位だった横峯も、外国勢に押される現状を危惧。「誰かが止めないといけないのは分かっている。その中の一人になりたい」と奮起を誓っていた。

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2011年3月7日のニュース