井上康生が母校・東海大講師に、4月から柔道部副監督

[ 2011年3月7日 20:04 ]

記者会見で、4月から母校東海大男子柔道部の副監督就任を発表した井上康生氏

 2000年シドニー五輪の柔道男子100キロ級金メダリストで日本男子代表の井上康生コーチ(32)が7日、東京都内で記者会見を開き、4月から母校の東海大男子柔道部の副監督に就任するとともに、体育学部の専任講師を務めることを発表した。現役時代から所属していた綜合警備保障は3月31日付で退社する。

 08年に現役引退した井上コーチは09年1月から2年間の英国留学を終了。日本代表の遠征や柔道の指導普及などで欧米を中心に約20カ国訪れ「世界には自分の知らない宝がたくさんあった。語学の勉強や幅広い人脈づくりなど収穫があった。一生、柔道界のために生きていきたい」と第二の人生の充実を誓った。

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2011年3月7日のニュース