「東西会」に返金の通知 大相撲春場所の維持員会

[ 2011年2月22日 17:55 ]

 大相撲春場所の維持員で構成する「東西会」に、日本相撲協会から寄付金を返還する通知があったことが22日、分かった。会長で横綱審議委員の岡本昭氏(83)が明らかにした。

 東西会は春場所の維持員となることを目的に相撲協会に寄付金を納めていた。寄付金22万円と会の維持費18万円の合計40万円を会員から徴収していたが、協会からの返金を前に84人の全会員には立て替える形で全額を返したという。

 岡本会長は「お金の問題ではなく楽しみにしていた場所がなくなったショックの方が大きい。うみを出し切って仕切り直しなさい。どんな形でも応援していく」と話した。

続きを表示

2011年2月22日のニュース