勇太69、初アンダー締めも62位に笑顔なし

[ 2011年2月22日 06:00 ]

最終ラウンド、9番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える池田勇太。通算3オーバーで62位だった

ノーザントラスト・オープン最終日

(2月20日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7325ヤード、パー71)
 71位からスタートした池田勇太(25=日清食品)は5バーディー、3ボギーの69と今大会初のアンダーパーをマーク。通算3オーバーの62位で今季ツアー初戦を終えた。試合後は23日から始まるアクセンチュア・マッチプレー選手権に向け、アリゾナ州へと移動した。69をマークしたアーロン・バデリー(29=オーストラリア)が通算12アンダーで4年ぶりのツアー3勝目を飾った。

 今季ツアー初戦を終えた池田に笑顔はなかった。インからスタートして、16番からの5ホールで4バーディーを奪うチャージ。しかし、4日間で初めてのアンダーパーも優勝争いから遠く離れた順位を考えれば素直に喜べなかった。「いい部分も悪い部分もあったし、自分としては課題も見つかった。ただ、初戦だけどつまずくことなく4日間を終われて良かった」と淡々と振り返った。アクセンチュア・マッチプレーの1回戦ではミゲル・アンヘル・ヒメネス(41=スペイン)と激突する。ヒメネスは葉巻がトレードマークのちょいワルおやじ。池田は個性派対決で存在感をアピールする。

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2011年2月22日のニュース