「チャンスはあると思っていた」松田 フェルプスに勝てず

[ 2010年8月19日 14:44 ]

 【パンパシフィック選手権】電光掲示板のタイムを見上げると、悔しそうに舌を出した。男子200メートルバタフライの松田は優勝した世界記録保持者、フェルプスと0秒70差の3位。「もう少しいい記録でいけると思った。フェルプス以外の選手に負けたのも悔しい」と宙を見つめた。

 北京五輪に続いて3位となった昨年の世界選手権後は「フェルプスに勝ちたい」一心で猛練習を積んできた。股関節付近の筋肉を鍛え上げ、苦手のドルフィンキックを集中強化した。フェルプスが1分54秒台にとどまっただけに「勝つチャンスはあると思っていた」と悔しがった。(共同)

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2010年8月19日のニュース