世界反ドーピング機関 アガシ告白で説明求める

[ 2009年10月29日 01:05 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)のフェイ委員長は28日、男子テニスの元スター選手、アンドレ・アガシ氏が現役だった1997年に興奮剤を使用したことを告白している件について、遺憾の意を表明するとともに、男子ツアーを統括するプロ選手協会(ATP)に説明を求めた。

 アガシ氏は近く発売される自叙伝で、97年にドーピング検査で興奮剤に陽性反応を示した際、ATPに「興奮剤が混入しているとは知らずに炭酸飲料を飲んだ」とうその釈明をし、ATPが釈明を信じて不問に付したとしている。(AP=共同)

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2009年10月29日のニュース