波に乗れず…日本 格下ドイツに完敗

[ 2009年8月20日 06:00 ]

 バレーボール女子のワールドGP決勝リーグ第1日は19日、東京体育館で行われ、世界ランキング6位の日本(1次リーグ5位)は同12位の格下ドイツ(同6位)に1―3で敗れた。栗原恵(25=パイオニア)と木村沙織(23=東レ)がともにチーム最多の15得点を挙げたが、高さで勝るドイツに力負け。真鍋政義監督(45)率いる新生ニッポンは、6チーム総当たりによる決勝リーグの初戦を落とした。

 過去の対戦成績が16勝8敗、1次リーグでも勝っているドイツに、日本はホームで完敗を喫した。第2セットはこの日が23歳の誕生日だった木村が相手の強打を顔面で“ブロック”してつなぎ、自らスパイクを決めるハッスルプレーなどで奪ったが、最後までリズムが悪かった。「サーブレシーブが悪いし、ミスが多かった」と真鍋監督。竹下、栗原、木村、荒木ら北京五輪の主力メンバーが残る真鍋ジャパンだが、チームの完成度はまだまだ低い。

続きを表示

2009年8月20日のニュース