千代大海 関脇に陥落しても現役続ける

[ 2009年5月22日 10:37 ]

大関千代大海

 史上ワーストの13度目のかど番で迎えた大相撲夏場所で12日目までに7敗を喫し、62場所務めた大関からの転落危機に直面している千代大海(33)=本名広嶋龍二、大分県出身、九重部屋=は22日、負け越して関脇転落が決まっても現役を続ける意思を示した。

 この日の朝げいこ後、「関脇に落ちる覚悟を持ちながら千秋楽まで取る。(名古屋場所で)10番勝って大関に戻れるチャンスがあるなら、それを考える」と話した。
 千代大海は21日の12日目に琴欧洲に敗れて5勝7敗となり、後のない状況に追い込まれた。この一番で左太ももに肉離れを起こした。22日の13日目は大関琴光喜戦が組まれている。
 勝ち越しは厳しい状況だが、千代大海は「死ぬ気でこの3日間やる」と話した。師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「本人が最後まで取ると言っている。見守るだけだ」と話した。

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2009年5月22日のニュース