加藤ロンドン目指す 平井コーチ門下生へ

[ 2008年11月20日 06:00 ]

 競泳の北京五輪日本代表で、女子百メートルバタフライの日本記録保持者、加藤ゆか(22=山梨学院大)が、北島康介らを育てた平井伯昌コーチ(45)の門下生になることが19日、分かった。山梨学院大卒業後の来年4月に、同コーチの所属する東京SCに入社することが内定した。

 加藤は日本屈指の女子バタフライのスプリンター。初出場の北京五輪では、百メートルで本来の力が発揮できずに予選落ちに終わったが、メドレーリレーでは6位入賞に貢献。9月の日本学生選手権で北京五輪5位相当の57秒89の日本新を樹立した。
 当初は北京五輪を最後に引退も考えたが、現役続行を決意。競泳界では大学卒業後も母校に拠点を置いて活動する選手が多い中、北島、中村礼子らの五輪メダリストを育てた平井コーチのもとに拠点を移し、ロンドン五輪へ向けて再出発することになった。

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2008年11月20日のニュース