村主 ロシア杯2位以内でファイナル進出

[ 2008年11月20日 21:27 ]

 フィギュアスケート女子のベテラン村主章枝(avex)が、21日にモスクワで開幕するグランプリ(GP)シリーズ第5戦のロシア杯で、2シーズンぶりのファイナル(12月・高陽・韓国)進出を目指す。

 3週間前の第2戦スケートカナダで2位。2季ぶりにGPの表彰台に上がり、復調を印象づけた。今大会で2位以内に入れば、第6戦のNHK杯(東京)の結果を待たずに、日本女子ではファイナル行き一番乗りが決まる。

 「気負うところがあるかもしれないが、やるべきことに集中して臨めたらいい。(日本勢で)自分だけ取り残されるのは嫌。韓国に行きたい」。意気込みは十分だ。

 ニコライ・モロゾフ新コーチの下、昨季低調だったジャンプの立て直しに着手し、第2戦は大きなミスなくまとめて成果を示した。20日の公式練習でも好調をアピール。女子のトップ選手が武器とする2連続3回転を跳ばない分、より高い完成度で上位を狙う。技と技のつなぎ、第2戦でミスがあったスピンも調整してきたという。

 ショートプログラムは21日で、フリーは22日。日本からはただ一人の出場で、昨季の世界選手権で2位だったカロリナ・コストナー(イタリア)らがライバルだ。(共同)

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2008年11月20日のニュース