朝青龍が4場所ぶり東横綱

[ 2008年4月24日 09:15 ]

番付表を手に笑顔を見せる栃ノ心

朝青龍 長女とともに遅れずに来日

 日本相撲協会は24日、大相撲夏場所(5月11日初日・両国国技館)の新番付を発表し、先場所22度目の優勝をした横綱朝青龍が4場所ぶりに東の正位に座った。グルジア出身の栃ノ心ら3人が新入幕を果たし、幕内42力士中、外国出身は史上最多の16人となった。
 朝青龍は横綱在位32場所目で、千代の山と並び史上8位。2場所連続の千秋楽相星決戦に敗れた横綱白鵬は西に回った。
 新入幕は栃ノ心のほか琴春日とモンゴル出身の白馬。琴春日は初土俵から所要91場所で、星岩涛の115場所に次ぐ2番目のスロー新入幕。20歳の栃ノ心は初土俵から所要13場所で、年6場所制で貴花田らと並び10位のスピード昇進となった(幕下付け出しを除く)。
 大関陣では、途中休場明けの琴欧洲が2度目のかど番を迎える。関脇は安馬が3場所、琴奨菊が2場所連続。小結は稀勢の里が2場所連続で、朝赤龍が3場所ぶりに三役に復帰。平幕上位には黒海、把瑠都、19歳の若ノ鵬ら外国勢が並んだ。
 再入幕は土佐ノ海、玉乃島、白露山の3人。モンゴル出身の大勇武が新十両で、外国出身関取22人も史上最多を更新した。元十両で41歳の幕下、栃天晃が通算在位で大潮を抜いて史上1位の158場所となった。

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2008年4月24日のニュース