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東証、一時初の6万円 米国株高、AI銘柄上昇 半年で大台更新

[ 2026年4月24日 05:30 ]

史上初めて6万円を超えた日経平均株価を示すボード=23日午前、東京都中央区
Photo By 共同

 23日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が続伸して始まり、一時初めて6万円を突破した。前日の米国市場でハイテク株が上昇したことから、平均株価への影響が大きい人工知能(AI)や半導体の関連銘柄の一角が買われ、昨年10月の5万円超えから約半年で大台を更新した。ただ次第にいったん利益を確定する動きが強まり、下落して取引を終えた。

 トランプ米大統領がイランとの停戦維持を表明したことから米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、平均株価は取引開始直後に6万円を超えた。一時は6万0013円98銭まで値を上げた。終値は前日比445円63銭安の5万9140円23銭。東証株価指数(TOPIX)は28・61ポイント安の3716・38。出来高は27億2846万株だった。

 半導体やAI関連企業の株価が平均株価を押し上げる基調は続いている。今後もAIが世界的に発展を続けるとの見方がある一方で、急ピッチの株価上昇による過熱感を警戒する声も市場から出ている。
 野村証券の秋山渉ストラテジストは「当面は中東情勢や原油価格の動向に加え、ハイテク企業の決算内容に注目が集まる」との見通しを示した。

 平均株価は、バブル経済期の1989年末に終値で3万8915円を付けた後に長期低迷し、2009年3月には7054円まで下落した。12年に安倍晋三首相が就任し「アベノミクス」が始まったことを機に上昇基調に復帰。24年3月に4万円、25年10月には5万円を突破し、自民党が衆院選で圧勝した今年2月には5万8000円を超えた。

 中東情勢悪化を背景に3月末には取引時間中に5万1000円を割り込んだ。その後、米イランの戦闘終結への期待を織り込みながら上昇。今月16日に終値で初めて5万9000円台に乗せた。

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