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ハリス米副大統領、トランプ氏“暗殺未遂”に声明「無事に安ど」「米国に暴力許されない」

[ 2024年9月16日 12:19 ]

 米国のカマラ・ハリス副大統領(59)が15日(日本時間16日)、自身のX(旧Twitter)を更新。米南部フロリダ州のゴルフ場で、トランプ前大統領(78)を警護していたシークレットサービスが銃を持った男に向けて発砲した件について声明を発表した。

 米南部フロリダ州のゴルフ場で同日、プレー中だった共和党の大統領候補トランプ前大統領を警護していたシークレットサービスが、銃を持って近くに潜んでいた男に向けて発砲。男は車で逃走したが捜査当局に拘束された。トランプ氏は無事。連邦捜査局(FBI)は暗殺未遂事件とみて捜査を始めた。

 この報告を受けたハリス氏は「彼が無事で安どしている」とコメント。「アメリカに暴力は許されない」と力を込めた。

 トランプ氏への暗殺未遂は7月13日に東部ペンシルベニア州で演説中に銃撃され右耳を負傷したのに続き2件目。AP通信は、拘束された男はライアン・ラウス容疑者だと報じた。

 記者会見した捜査当局によると、9月15日午後1時半ごろ、フロリダ州ウエストパームビーチにあるゴルフ場でトランプ氏がプレーするコースを事前に安全確認していたシークレットサービスの隊員が、トランプ氏から約370~約460メートル離れた敷地境界付近にいる男を発見した。フェンスから銃身が飛び出していたという。

 隊員は複数回発砲したが、当たらなかったとみられる。目撃者が逃走した車の写真を撮影していた。現場にはリュックサックが二つと、照準器が付いた自動小銃が残されていた。

 民主党候補ハリス氏と共和党候補トランプ氏は10日(日本時間11日)に、米大統領選に向け初のテレビ討論会で直接対決していた。

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