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バイデン米大統領 トランプ氏“暗殺未遂”に声明「いかなる暴力も容認されるべきではない」無事に「安ど」

[ 2024年9月16日 11:20 ]

 米国のジョー・バイデン大統領(81)が15日(日本時間16日)、自身のX(旧Twitter)を更新。米南部フロリダ州のゴルフ場で、トランプ前大統領(78)を警護していたシークレットサービスが銃を持った男に向けて発砲した件について声明を発表した。

 米南部フロリダ州のゴルフ場で同日、プレー中だった共和党の大統領候補トランプ前大統領を警護していたシークレットサービスが、銃を持って近くに潜んでいた男に向けて発砲。男は車で逃走したが捜査当局に拘束された。トランプ氏は無事。連邦捜査局(FBI)は暗殺未遂事件とみて捜査を始めた。

 これを受けバイデン大統領は「警戒を怠らず、元大統領とその周囲の人々の安全を守るために尽力したことを称賛する」とシークレットサービスらをたたえた。またトランプ氏が無事であったことに「安どしている」とつづった。

 続けて「私はこれまで何度も述べてきたように、我が国において政治的暴力やいかなる暴力も容認されるべきではないと考えており」とした上で「元大統領の安全が引き続き確保されるよう、シークレットサービスにあらゆる資源、能力、および保護措置を提供するようチームに指示している」と伝えた。

 トランプ氏への暗殺未遂は7月13日に東部ペンシルベニア州で演説中に銃撃され右耳を負傷したのに続き2件目。AP通信は、拘束された男はライアン・ラウス容疑者だと報じた。

 記者会見した捜査当局によると、9月15日午後1時半ごろ、フロリダ州ウエストパームビーチにあるゴルフ場でトランプ氏がプレーするコースを事前に安全確認していたシークレットサービスの隊員が、トランプ氏から約370~約460メートル離れた敷地境界付近にいる男を発見した。フェンスから銃身が飛び出していたという。

 隊員は複数回発砲したが、当たらなかったとみられる。目撃者が逃走した車の写真を撮影していた。現場にはリュックサックが二つと、照準器が付いた自動小銃が残されていた。

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