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広瀬めぐみ参院議員 会見わずか7分で打ち切り “赤ベンツ不倫”認め謝罪も、中身なし

[ 2024年3月6日 05:30 ]

 外国人男性との不倫が一部で報じられた自民党の広瀬めぐみ参院議員(57)が5日、地元の盛岡市で会見した。「相手の方との関係については報道されている通り、事実でございます」と認め謝罪。党岩手県連の副会長を勧告を受けて辞職したことを明らかにした。一方で、議員辞職や離党については否定。会見はわずか7分間で打ち切った。

 用意してきた文書を読み上げ、目に涙を浮かべながら何度も頭を下げた。「学生時代から私を支え続けてくれた夫を裏切ることとなり、また子供たちにもつらい思いをさせてしまった」と家族への謝罪も口にした。

 文書を読み終え、2問の代表質問に答えると、近くにいた秘書とみられる男性が「お時間となりました」と報道陣からの質問をシャットアウト。その後、報道陣から3問の質問が飛んだが、2問にしか応じず、しきりに会見を終わらせようとする男性に対し、報道陣が詰め寄る場面もあった。

 結局、会見は「公務」を理由に打ち切られた。一方的に主張を述べただけで質問を避けた自称「謝罪会見」に、ネット上では「こんなのを会見としてカウントしちゃダメでしょ」などと批判の声が上がった。

 広瀬氏は昨年10月、カナダ出身の50代サックス奏者とレストランで食事後、自身が運転する赤いベンツで東京・歌舞伎町のラブホテルに移動し、一緒に宿泊したとして週刊新潮に「赤ベンツ不倫」と報じられた。

 2022年の初当選後は、松川るい参院議員(53)が「エッフェル姉さん」として批判を浴びた昨年7月の自民党女性局のフランス研修にメンバーの一人として参加。不倫報道後は現在放送中のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」で多用されて話題になっている昭和の流行語「チョメチョメ」にちなんで「チョメ姉さん」とネット上で呼ばれていた。

 座右の銘は「何とかなる」。所属する自民党が裏金問題で揺れている中で追い打ちをかける醜聞だけに、なんとかなりそうな気配は感じられない。


 ≪金子恵美氏「どこかで緊張感がない」≫ 謝罪会見を生中継したTBS系「ゴゴスマ」では、コメンテーターでタレントの岡田圭右(55)が「俺も旦那さんの立場なった時、ちょっと自分を責めるわ」と広瀬氏の夫に思いを巡らせた。これに対し、元衆院議員の夫の宮崎謙介氏(43)に不倫された経験のある金子恵美氏(46)は「された側の立場で“私が悪かった”とは思ってない」ときっぱり。参院議員の任期が6年であることに触れ「どこかで緊張感がないというか、忘れられるだろうという緩みがあったのかなというのは感じてしまいました」と広瀬氏の気の緩みを指摘した。

 ≪当選後の広瀬氏≫

 ▼2022年7月 参院選岩手選挙区で現職を破り初当選

 ▼23年7月 自民党女性局のフランス研修に参加。SNSにコース料理の1品の写真などを投稿し批判を浴びる

 ▼24年2月28日 デイリー新潮が赤ベンツ不倫を報道

 ▼29日 週刊新潮が詳報。広瀬氏が不倫報道についてSNSで謝罪文を公開

 ▼3月5日 地元の盛岡市で会見

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