TKO木本、投資トラブル相手が逮捕 ソフトバンク事業装い巨額詐欺 関係者「ビックリしていると聞いた」
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ソフトバンク(東京)事業を装いうその投資話を持ちかけ、30代の会社経営の男性から現金計12億円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は9日までに、詐欺容疑で、同社元社員ら男3人を逮捕した。そのうち1人の風俗店従業員の森田真伍容疑者(41)が、昨年7月に巨額投資トラブルが発覚したお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(52)の出資相手だったことが判明した。
森田容疑者が大企業を巻き込んでの巨額詐欺に手を染めていたことに、関係者は「木本さんはビックリしていると聞きました。捜査が進んで早い全容解明を願っているようです」と話した。
捜査2課は、ソフトバンクへの投資名目の事件は森田容疑者が計画し、当時同社社員だった男2人に協力を依頼したとみている。詐取金のほとんどは森田容疑者に渡り、借金返済などに充てたとみられる。捜査関係者によると、森田容疑者は今回逮捕された事件以外でも複数のトラブルを抱えている。一部は警察に相談が寄せられているが、木本は今のところ被害届を出していないという。
木本の投資トラブルは昨年7月に発覚。木本が芸人仲間ら10人以上に声をかけ、20代の男性トレーダーに出資。その後、当時は不動産投資をしていた会社社長の森田容疑者にも出資し、総額は7億円以上とも言われている。いずれももうけがなく返金は一部のみで全額は戻らず。木本は一時芸能活動を休止し所属事務所を退社する騒動に発展した。
今年1月に行われた会見で木本は、20年12月ごろに森田容疑者から不動産投資を持ちかけられたと説明。木本は自身の1000万円を含め4人で5億円を出資した。森田容疑者からは約1億6000万円が返金され、返金計画案が届いているとしていた。
関係者によると、会見後、森田容疑者から木本への返済は進んでいない。今回の逮捕が木本のトラブル解決にどう影響するか周囲は気をもんでいる。
≪ソフトバンク元部長と元課長も≫ 森田容疑者以外で逮捕されたのはソフトバンクの元デジタルトランスフォーメーション統括部長の清水亮容疑者(47)と元課長の枡田健吾容疑者(42)。警視庁は3人を8日に逮捕し9日、3人を送検した。3人の送検容疑は21年12月~昨年8月、ソフトバンク本社の会議室で架空の投資の説明会を複数回開催。会社経営の30代男性から計12億円をだまし取った疑い。清水容疑者は21年12月ごろ数億円規模の借金を抱えていたことも判明。知人を通じて知り合った森田容疑者に投資詐欺計画を持ちかけられ加担したと捜査2課はみている。詐取金のうち10億円以上が森田容疑者の管理口座に流れていた。森田容疑者が主導し2人よりも優位な立場だったとみられる。
≪巨額投資トラブルの経過≫
▽17年 木本が仮装通貨などの投資に興味を持つ
▽20年2月 外国為替証拠金取引(FX)をしていた20代男性トレーダーに10人で1億7000万円を出資
▽夏 トレーダーと連絡が取れなくなり、なんとか接触するも手元に資金なし
▽12月 森田容疑者と出会う。その後、4人から5億円を集めて森田容疑者に投資
▽21年7月 森田容疑者から「返済する資金がない」との内容証明が届く
▽22年7月 木本の投資トラブルが表面化
▽同23日 木本が所属事務所を退社。芸能活動休止
▽23年1月 木本が会見し謝罪。芸能活動再開も発表












