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米国の天候が大荒れ 最大級の“冬の嵐”が到来 猛吹雪+豪雨+洪水+竜巻のおそれ

[ 2022年12月13日 08:13 ]

 米国立気象局は12日、中西部から南部の数百万人の住民に対し、除雪器具や食料を確保した上で最大級の“冬の嵐”に備えるようにとする警報を発令した。

 ロッキー山脈~北部平原~中西部のサウスダコタ、モンタナ、アイダホ、コロラド、ネブラスカ、アイオワ各州には60センチを超える大雪と20メートルの風速を伴う猛吹雪、テキサス州南部とルイジアナ州には大雨、洪水、竜巻に警戒するように求めており、フロリダ州も週末までに嵐に巻き込まれるもよう。カリフォルニア州のシエラネバダ山脈付近ではすでに138センチの積雪となっているが、その“冬の嵐”の影響が広域におよぶという見方を示している。

 ユタ州北部では12日に観光バス2台が凍結した路面でスリップして衝突事故を引き起こして横転。乗客21人が病院に搬送されるという事故も起きており(7人が重傷もしくは重体)、米国内の混乱は今週いっぱい続く恐れが出てきている。

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2022年12月13日のニュース