米西部で再び森林火災が拡大 アリゾナ州フラッグスタッフなどで避難勧告
米西部のアリゾナ、カリフォルニア、ニューメキシコ各州で再び森林火災が拡大。数百人に避難勧告が出され、グランドキャニオン国立公園への玄関口となっているアリゾナ州フラッグスタッフ(人口5万3000人)では煙が立ち込める事態となっている。
AP通信によれば、風速22メートルという強風が火災が広がった要因。米火災センターによれば米国内では現在、30個所以上で森林火災が鎮火しておらず、6200人が消火活動に従事している。
現時点で延焼面積は日本の山梨県とほぼ同じの4408キロ平方メートル。ニューメキシコ州ではすでに過去最大規模に達しており、多くの住宅地に被害が出ている。またこれまで森林火災とは無縁と思われていたアラスカ州のツンドラ地帯でも小さな村落に火の手が迫っており、各地に被害が広がっている。
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