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石原慎太郎さんお別れの会 祭壇は湘南の海と空をイメージ 各界関係者参列

[ 2022年6月9日 09:45 ]

<石原慎太郎さんお別れの会>お別れの会の祭壇(撮影・西尾 大助)
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 今年2月1日に89歳で死去した元東京都知事で作家の石原慎太郎さんのお別れの会が9日に都内ホテルで開かれ、会を前に長男で自民党の石原伸晃元幹事長ら“石原4兄弟”が取材に応じた。伸晃氏は「今日はお集まりいただき、ありがとうございます」と一礼。次男でタレントの良純氏は「夢を託された1人の人間の使命としてこの会がある。来ていただいた皆さんに、楽しんでいただければ」と語った。

 4兄弟で装飾や案内状の作成などにも携わったといい、三男で自民党衆院議員の宏高氏は「兄弟で力を合わせることができた」と笑顔。四男で画家の延啓氏は「父の華やかな部分を見てもらいたい」と話した。

 祭壇は、慎太郎さんが生前愛した湘南の海と空をイメージ。カーネーションやバラなど白と青を基調とした全14種約5000本の花で飾られた。祭壇の横には愛艇「コンテッサ2世」のヨットセール。遺影は10年前に撮影され、家族が選んだもの。その他にも慎太郎さんの書斎を再現したブースや、著作約300冊の表紙が展示。ヨットレースで獲得したトロフィー、親交のあった芸術家・岡本太郎さんから贈られたイスなども飾られた。合計13台のモニターには趣味のヨットを楽しむ写真や、政治家時代の演説の動画が映し出された。

 お別れの会は午前10時から開始予定。政界や文壇、芸能関係者など多くの著名人が訪れる予定。

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