大阪・吉村知事 コロナ療養中に姿消した男性に「早く出てきて」
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大阪府・吉村洋文知事は24日、府庁で囲み会見に応じ、新型コロナに感染し、大阪市内ホテルで療養していた20代男性が無断外出して行方が分からなくなっている件について「非常に残念に思う。本人のためにも、感染を広げないためにもホテル療養はルールを作ってやってる。無断外出は、やめていただきたい。早く出てきていただきたい」と呼びかけた。
この男性は19日に、宿泊療養施設「アパホテル東梅田南森町駅前」（大阪市北区）に入所。21日夕、看護師が内線電話で連絡を取った際に変わった様子はなかった。だが、22日朝から本人と連絡が取れず、同日午後に鍵を開けて看護師が部屋に入ると男性は不在。6階の部屋の窓のストッパーがこじ開けられ、そこから脱出したものとみられる。
吉村知事は「（無断外出を）防ぐために、24時間体制での警護、防犯カメラ等、さまざまな対策をとってる。部屋には防犯カメラがないので、対応のしようがない」と厳しい表情。「指定感染症。現時点で、保健所が所在を捜しているが、見つかっていない。警察に行方不明者届を出すべきと判断。保健所に通知する。警察の協力を得て、行方不明者として確保したい」とした。
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