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【Animal ZOOm UP】愛くるしい!レッサーパンダの「もぐもぐタイム」

[ 2020年5月2日 06:15 ]

 愛くるしい動物たちはコロナ禍で疲れた人々の心を癒やしてくれます。動物園や水族館の動物たちを紹介する「Animal ZOOm UP」。今回は川崎市「夢見ケ崎動物公園」のレッサーパンダです。

 エサである竹の葉をおいしそうに食べるレッサーパンダのファファ(オス、10歳)。撮影しているうちに気づいたのだが、一度に何枚もの葉を口に入れた後の「もぐもぐタイム」がとても長い。担当飼育員の長谷川さんに聞いたところ、レッサーパンダは食べたものをそのまま消化できる体のつくりではないため、口の中でそれを時間をかけてかんで細かくしてエキスだけ取り入れているとのこと。あまりにおいしそうに食べるのでこちらも引き込まれて何百回もシャッターを押してしまいました。(写真と文・西海健太郎)

 ◆レッサーパンダ 食肉目レッサーパンダ科。体長は50センチから65センチ、体重は3キロから6キロ程度。ミャンマー北部からヒマラヤ南東部の山岳地帯の森林に棲息し、厳しい寒さに耐えるため、柔らかくて長い体毛で足裏も含めた全身が覆われている。竹やタケノコを主食とするほか、鳥の卵やヒナを食べることもある。密猟や棲息地の消滅などで絶滅危惧種に指定されている。

 ▼取材協力・夢見ケ崎動物公園 1972年開設。哺乳類、鳥類、ハチュウ類が57種類、339点いる。年中無休で入場料無料と、気軽に行けて動物との距離が近いのが特徴。現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休園中。川崎市幸区南加瀬1の2の1。JR南武線「鹿島田」駅から徒歩約20分、JR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎」駅から徒歩約15分、JR「川崎駅」西口・しあわせひろばから川崎市営バスもしくは臨港バスで「夢見ケ崎動物公園前」下車。

 ※本記事の動画は「スポニチチャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCCDmd01WsuFBF8n3yMjHQ1A)で本日正午頃、公開予定。

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2020年5月2日のニュース