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N国の立花党首が参院埼玉補選に出馬表明「自分が出るべき」「勝てる選挙」今度は「既得権益をぶっ壊す」

[ 2019年10月8日 17:30 ]

 「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(52)=参院比例=は8日、国会内で記者会見し、参院埼玉選挙区補欠選挙に立候補すると正式表明した。

 立花氏は今月4日の会見で、補選に候補者を擁立する方針を表明。2017年の衆院選で落選した豊田真由子元衆院議員を含む、意中の3人から選ぶとしていたが、4日夜に「自分が出るべき」と判断。「投票してくれた皆さんに申し訳ない思いと、既得権益への未練から、決断に一晩かかった」と明かした。

 補選には前埼玉県知事の上田清司氏(71)が出馬を表明。上田氏が、8月に参院議員から知事選に出馬し、初当選した大野元裕氏とポストの交換を意図していると非難。対立候補もいないことから「既得権益を壊さなければならない」と批判した。既得権益の“破壊”が「NHKをぶっ壊す」ことにつながるとした。

 補選は「勝てる選挙」と分析。立花氏が辞職すれば、参院選比例のN国名簿で次点だった医師の浜田聡氏が繰り上げ当選となり「参院議員を1から2に増やしたい。前向きに判断した」。過去のデータを示し、投票率が上がれば当選確実と自信を示した。

 N国は参院選比例で約98万票を得て1議席を獲得し、立花氏が初当選した。失職した場合、N国の比例名簿で次点だった医師の浜田聡氏が繰り上げ当選となる見通し。

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2019年10月8日のニュース