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日本 W杯カタール2022

日本代表メンバー

背番 選手名 生年月日 身長 体重 所属
GK
1 川島永嗣 1983/3/20 185 82 ストラスブール(フランス)
12 権田修一 1989/3/3 187 83 清水
13 シュミット・ダニエル 1992/2/3 197 88 シントトロイデン(ベルギー)
DF
5 長友佑都 1986/9/12 170 68 FC東京
22 吉田麻也 1988/8/24 189 87 シャルケ(ドイツ)
19 酒井宏樹 1990/4/12 183 70 浦和
3 谷口彰悟 1991/7/15 183 75 川崎F
4 板倉滉 1997/1/27 186 75 ボルシアMG
2 山根視来 1993/12/22 178 72 川崎F
  中山雄太 1997/2/16 181 76 ハダースフィールド・タウン(イングランド)
16 冨安健洋 1998/11/5 187 84 アーセナル(イングランド)
26 伊藤洋輝 1999/5/12 186 78 シュツットガルト(ドイツ)
MF/FW
7 柴崎岳 1992/5/28 175 64 レガネス(スペイン)
6 遠藤航 1993/2/9 178 76 シュツットガルト(ドイツ)
14 伊東純也 1993/3/9 176 68 ランス(フランス)
18 浅野拓磨 1994/11/10 173 71 ボーフム(ドイツ)
10 南野拓実 1995/1/16 174 68 モナコ(フランス)
13 守田英正 1995/5/10 177 74 スポルティング(ポルトガル)
15 鎌田大地 1996/8/5 180 72 フランクフルト(ドイツ)
24 相馬勇紀 1997/2/25 166 68 名古屋
9 三笘薫 1997/5/20 178 73 ブライトン(イングランド)
25 前田大然 1997/10/20 173 67 セルティック(スコットランド)
8 堂安律 1998/6/16 172 70 フライブルク(ドイツ)
21 上田綺世 1998/8/28 182 76 セルクル・ブルージュ(ベルギー)
17 田中碧 1998/9/10 177 69 デュッセルドルフ(ドイツ)
11 久保建英 2001/6/4 173 67 レアル・ソシエダート(スペイン)
20 ◆町野修斗 1999/9/30 185 77 湘南

身長:cm・体重:kg、◆は追加招集
※中山雄太がケガのため不参加。町野修斗を追加招集(11/8)

日本 7大会連続でW杯出場 ベスト8を目指す


Photo by 時事

 日本は1998年フランス大会から7大会連続でワールドカップ(W杯)に出場。アジア勢では、韓国の10大会連続に次ぐ記録だ。最近の3大会では、2010年南アフリカ大会と2018年ロシア大会で、1次リーグ初戦の白星をマーク。アジア勢の初戦勝利数が日本より多いのは、こちらも韓国(3試合勝利)のみとなる。前回2018年大会ではベスト16に進出、2大会連続の決勝トーナメントを目指している。

 ベテランGK川島永嗣は、2010年大会、2014年ブラジル大会、2018年大会と3大会連続で出場し、日本人最多タイの計11試合に出場。計38セーブを記録し、無失点試合を3度達成している。FW南野拓実は今大会のアジア予選で10ゴール、4アシストを記録している。

 監督は森保一氏。W杯で母国を指揮する日本人監督は、岡田武史氏(1998年大会、2010年大会)、西野朗氏(2018年大会)に次いで3人目。2010年の岡田氏、2018年の西野氏が1次リーグ突破を果たしている。(スタッツ・パフォーム時事)*データ等はスタッツ・パフォーム調べ



厳しいグループ 因縁の地で「悲劇」を「歓喜」に変える戦いへ

 1次リーグE組の顔ぶれを見れば、厳しいグループに入ったというのが正直なところだ。スペインは2010年南アフリカ大会で初優勝し、ドイツは14年ブラジル大会などW杯4度の制覇を誇る。大陸間プレーオフで最後に滑り込んだコスタリカも難敵だ。ブラジル大会でイングランド、イタリア、ウルグアイと優勝経験国がそろった1次リーグを首位通過して8強入りしたのは、記憶に新しい。

 日本の1次リーグ突破のカギを握るのは第2戦のコスタリカ戦だ。森保監督が「勝ち点3を取りたい相手」と言うように、初戦のドイツ戦を引き分け以上として第2戦につなげたい。よりボール保持に重点を置くスペインは、ドイツよりくみしやすい相手。昨年、東京五輪代表が2度戦ったチームとコンセプトは同じで、その経験も生きる。

 森保ジャパンは、18年夏に発足。東京五輪代表の兼任体制も生かし、冨安健洋や堂安律ら若手を抜てきして既存選手との融合を進めてきた。チームコンセプトは「いい守備からいい攻撃へ」。選手には球際で激しく戦うことを求め、W杯でも果敢に前線からプレスを仕掛けるスタイルを貫く方針だ。伊東純也や三笘薫らによるサイド攻撃でどう切り崩すかが見もの。「ドーハの悲劇」を知る森保監督にとっては、因縁の地で「悲劇」を「歓喜」に変える戦いになる。(時事)