川崎Fがブラジル出身MF2選手の獲得発表　24歳ゼヒカルドと19歳パトリッキヴェロン

　川崎Fは5日、ともにブラジル出身のMFゼ・ヒカルド（24）とMFパトリッキ・ヴェロン（19）が完全移籍で加入すると発表した。

　ゼ・ヒカルドは1メートル80、72キロのボランチで、ブラジルのフルミネンセやゴイアスでプレー。川崎Fを通じ「無事来日することができて、とてもうれしく思っています。早くこのフロンターレでプレーをしたいとワクワクしています。チームの目標を達成するために全力で頑張ります」と意気込んだ。

　パトリッキ・ヴェロンは1メートル74、71キロで、より攻撃的な位置でプレーする。バイーアの下部組織からトップ昇格した将来性豊かな19歳で「とても幸せな気持ちと高いモチベーションでいっぱいです。一日も早くピッチに立って、チームの力になりたいと思います」と誓った。

　川崎Fの中盤は今オフ、3シーズンプレーしたMFシミッチが退団した一方で、G大阪からMF山本悠樹が加わった。今季はリーグ戦や国内カップ戦と並行して春にACL決勝トーナメント、秋から再び次回ACL1次リーグを戦う日程で、昨季以上に選手層の厚みが必要な状況となっている。