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横浜 今季初5連勝で首位キープ 30m独走ドリブルから決勝弾のエウベル「ドリブルと推進力を使えた」

[ 2023年6月24日 23:53 ]

明治安田生命J1リーグ第18節   横浜1―0広島 ( 2023年6月24日    エディオン広島 )

<広島・横浜>前半、攻め込む横浜・エウベル(右)
Photo By 共同

 横浜がアウェーで広島を1―0で下し、今季初の5連勝で首位をキープした。前半40分にFWエウベルが先制ゴール。後半は相手に数多くの決定機をつくられたが、守備陣が体を張って守り切り、アウェーで貴重な勝ち点3をゲットした。

 前半40分にMF西村のボール奪取からボールを受けたエウベルは相手を振り切って約30メートルを独走。そこからカットインし、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。見事な個人技でゴールをもぎ取った背番号7は「ボールをもらった瞬間、相手が少し遠かったというのがあって、ボールを運んだ時に何人か置き去りにできたのでドリブルを選択して良かった。そのままペナルティエリアに入っていって、流し込むことができた。特長であるドリブルと推進力を使えた。GKの動きを見ることができて、うまくフィニッシュできた」と満足げに振り返った。

 守備陣ではDF畠中槙之輔に代わってセンターバックに起用されたDF上島拓巳が今季リーグ5度目の無失点勝利に貢献。「前半と後半では相手の強度も変わったし、より点を取りに来た中で押し込まれる時間帯が長かった。そこはセンターバックの腕の見せ所というか、こういった展開を無失点で抑えて勝てたことは自信になるし、チームとしてもまとまりのあるディフェンスができたと思う。1―0のゲームは自分を強くしてくれる。こういうゲームを何回も乗り越えることで自分をレベルアップさせるチャンスだと思ってゲームをやっていた」と満足げに振り返った。今季は本職ではないサイドバックの起用もあったが、センターバックとして結果を残し「これを僕は待ち望んでいたし、そのためにサイドバックや途中出場と言った役割をこなしてきて、そこで少しずつ信頼を積み重ねてきた。結果、先週のルヴァンカップではセンターバックで出場して、そこで結果を残せたからこそここにつながったと思う」と話した。

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