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首位・鹿島に油断なし…怒りのミーティング

[ 2009年7月23日 06:00 ]

 鹿島のオリヴェイラ監督が“怒りのミーティング”でチームの油断を取り除いた。練習前に行った約1時間のミーティングで、指揮官の怒声にも似た激しい声が響き渡った。「07年に起こったことを考えろ。われわれが逆転しただろう。自分たちがよく知っている分、しっかりやっていかないと悪い方向にいってしまう」。07年は残り5試合で首位の浦和に勝ち点10差つけられていた鹿島だったが、逆転優勝。自分たちの経験を踏まえた上で、手綱を締め直した。

 現在2位の浦和に勝ち点9差をつけて首位を独走しているが、18日の清水戦では2点リードを追いつかれて引き分け。「黄色信号が赤信号に変わった」と指揮官は危機感をあらわにし、その清水戦と11日の大宮戦でボールを失ったシーンなどを編集した反省ビデオを見せた。MF青木は「今までの中でも記憶に残るミーティングだった。一人一人がいろいろ感じることができた」と気持ちを新たにしていた。

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2009年7月23日のニュース