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ベイカー パワーの源はメガ盛りステーキ丼 でも「料理にはうるさい」

[ 2016年8月12日 05:30 ]

ベイカー茉秋が好んで食べる「ろばた焼き 司」の名物ステーキ丼大盛

リオデジャネイロ五輪柔道・男子90キロ級決勝

(8月10日)
 ベイカーのパワーの源はメガ盛りステーキ丼だ。東海大柔道部寮の近所にある飲食店「ろばた焼 司」(神奈川県平塚市)が行きつけで、減量を気にしていない時は、看板メニューの「ステーキ丼」大盛(1130円)をペロリと平らげる。

 白米500グラムの上にレアに焼かれた牛肩ロース200グラムとサラダがたっぷりのった一杯。店主の小林信之さん(31)によると、五輪前は体重を気にして「ローストビーフ丼」を頼んでいた。

 小林さんはベイカーが「信ちゃん」と呼んで慕う兄貴分。メガ盛り丼を3分で平らげる柔道部員もいるが、「ベイカーはほとんど1人でカウンターに座ってゆっくり食べる。タレが多い、少ないとか料理にはうるさい」と話す。就職先を相談された時には「苦労をかけた母親を自分の稼ぎで楽にさせたい」と家族愛を口にしていたという。記者も、金メダリストにあやかろうとステーキ丼を注文。肉の塩加減が絶妙でご飯が進み、スタミナがみなぎってくると感じた。

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2016年8月12日のニュース