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【数字は語る】地域支配率100% 日本の逆転は時間の問題だった

[ 2016年8月12日 07:38 ]

<日本・フランス>試合後に喜び合う日本代表選手たち(AP)
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リオデジャネイロ五輪ラグビー7人制・男子準々決勝 日本12―7フランス

(8月10日 デオドロ競技場)
 7人制ラグビー男子準々決勝のフランス戦で、後半に日本が自陣にいた時間は0分。つまり、地域支配率は「100%」だった。ずっと敵陣にいたのだから、逆転は時間の問題だったと言える。

 失点したチームが敵陣へ向かって試合再開のキックオフを行う15人制では、いくら実力差があっても「地域支配率100%」はほぼ不可能な数字だ。だが、7人制は逆に得点したチームが次のキックオフを行う。15人制に比べ選手1人がカバーするスペースが広く、陣地獲得よりもボールをキープしている方が圧倒的に有利なため、失点したチームにボール確保のチャンスを与えるわけだ。後半の日本はボール支配率も約70%。負ける要素はなかった。

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