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「韓国は恥知らず」中国ネットで怒り爆発

[ 2008年7月31日 20:55 ]

  韓国SBSテレビが北京五輪の開会式のリハーサル映像を“特ダネ”として放映したことを受け、中国のウェブサイト上で31日、「韓国を開会式から閉め出せ」(中華網)などと非難する声が沸き起こっている。国営通信、新華社も「多数の国民が怒りのコメントを書き込んでいる」と伝えた。

 外務省の劉建超報道局長は31日の記者会見で「(ネットなどを通じて)社会的反響を招いたことに注目している」と述べ、同テレビへの不快感をにじませた。
 北京のラジオ局、中国国際放送(電子版)によると、SBSテレビの責任者は同日、北京五輪組織委員会に「報道は不適当であり、処罰を受けるのは当然」とおわびした。
 しかし、ネット上では、北京五輪組織委員会について、同テレビへの処分を下していないとして「国家機密(開幕式の映像)の漏えいを許すのか」(天涯社区)との声も出ており、組織委が対応に苦慮することも予想される。
 「中華網」には「韓国は恥知らずだ」「韓国選手団の入場時だけ拍手せず、沈黙で迎えよう」などの意見が続出。「日本の竹島奪還を支持する」と、日ごろ批判の的にしている日本の肩を持つ形で韓国を攻撃する声まで上がった。
 同組織委員会の孫偉徳・新聞宣伝部副部長は31日の記者会見で、SBSテレビに罰則を科すのかとの質問に対し「現在、事実関係を調査している」とした上で「大変失望した。しかし断片的な映像では開会式の素晴らしさは伝わらなかったはずだ」と述べた。

(共同)

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2008年7月31日のニュース