２万５０００人動員　北京バス安全検査

　３１日付の中国夕刊紙、北京晩報によると、北京市の路線バス運行会社は北京五輪に向けた安全確保のため「特別措置」として８月１日から２万５０００人を動員してバス停や車内で乗客の安全検査を開始することを明らかにした。

　中国では五輪を前に７月２１日、雲南省昆明市で路線バスの爆破事件が発生したことを受けて各地でバス警備を強化している。
　同紙によると、２万５０００人の安全巡視員は、乗客が大きな荷物を持っていたり、不審な行動を取ったりした場合、随時荷物を検査し、身分証などを調べる。（共同）