×

リハーサル放映 韓国テレビ局の処分明言せず

[ 2008年7月31日 20:41 ]

 北京五輪組織委員会の孫偉徳・新聞宣伝部副部長は31日の記者会見で、開会式のリハーサルの映像を29日に放映した韓国SBSテレビに罰則を科すのかとの質問に対し「現在、事実関係を調査している」とだけ答え、明言を避けた。

 孫副部長は「大変失望した。しかし断片的な映像では開会式の素晴らしさは伝わらなかったはずだ」と述べた。1996年アトランタ五輪で地元紙が開会式直前の予行演習の写真を掲載し、開会式取材から除外されたり、98年長野冬季五輪では聖火点火リハーサルの写真などを掲載した日本の新聞社の大会身分証が一時的に取り消された例がある。
 中国国内のインターネットでは、SBSは国家機密漏えい罪にあたるとの批判が出ている。(共同)

続きを表示

2008年7月31日のニュース