【ヴィクトリアM】上原佑師、喉の手術乗り越えたニシノティアモで父子G1制覇へ

[ 2026年5月13日 05:30 ]

ニシノティアモ

 喉の手術で復活した名馬といえば上原博師が管理したダイワメジャー。04年皐月賞優勝後に喉鳴りの症状が現れたが、手術を経て06年秋の天皇賞馬に輝いた。

 それから20年。「それにしても、手術でこんなに変わってくれるとは…。レースを使うごとに良くなっています」。上原博師に続く父子G1制覇が懸かる上原佑師はニシノティアモの走りに頼もしげな視線を向ける。喉の手術明けから4連勝で前々走・福島記念を完勝。名牝ニシノフラワーのひ孫にあたる良血が花開いた。前走・中山牝馬Sはやや重の馬場に3、4角で脚を取られながら後方から上がり3F最速の末脚を繰り出して5着。「敗れて強しの競馬。能力を改めて感じたし、次につながる内容でした」とうなずく。

 コース替わりにも手応えをふくらませている。「津村ジョッキーも東京向きと言ってくれました。(後方一気に突き抜けた3走前)甲斐路Sのインパクトが強かったみたいです」。あとは2年4カ月ぶりのマイル戦がどう出るかだろう。

 「ニシノ」、「セイウン」の冠名で知られる西山茂行オーナーは自身のオフィシャルブログ(4月3日更新)で急性骨髄性白血病を公表した。レースは病室でテレビ観戦。「東京競馬場で勝つのは嬉(うれ)しいねー」、「入院中の身には何よりのプレゼントです」と愛馬が勝利を挙げるたびに喜びのコメントを記してきた。喉の手術により良血を開花させた愛馬が病床へ吉報を届けるか。

「2026 皐月賞」特集記事

「2026 ヴィクトリアM」特集記事

ギャンブルの2026年5月13日のニュース