【ボートレースコラム】「いいものを持ち帰れた」砂長知輝のSGデビュー

[ 2026年4月1日 04:30 ]

クラシックでSGデビューした砂長知輝
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 2月11日の関東地区選手権(多摩川)でG1初制覇を飾った砂長知輝(26=埼玉)が、3月24~29日の蒲郡クラシックでSGデビューを果たした。オープニングセレモニーでは「夢の舞台に来ました。憧れを捨てて勝ちたいと思います」と宣言したが、2日目を終えて舟券絡みなしと簡単にはいかなかった。

 「節序盤は自分のペースで仕事ができず、周りの環境に圧倒された部分がある。ただ、それではいけないので、そこからは自分をコントロールしながらやれた」。3日目3Rのイン戦でSG初白星を飾ると、いい意味で緊張が抜けて走りにも力強さが生まれた。

 「前を追うのも外からしっかり握るレースを心がけた。その上でどこまで通用するかを知りたかったし、通用すると感じた。自分の中で強くなれたというか、もっと自信を持ってプレーできると思える一節になった。結果は大事ですけど、結果よりも中身が濃くて、いいものを持ち帰れた」

 道中で競った際に積極的に攻める展開が増え、水神祭後は5走中3走で舟券に貢献。もちろん変化は走りだけではない。5日目のレース後は最終日に向けてすぐさま整備室へ。「一般戦では、この域(舟足)で満足する自分がいたけど満足はないと思った。定松(勇樹)は着順以上に悔しがっているし“良くない、良くない”と言っている。それが彼の凄さ」。24年多摩川オールスターで登録番号5000番台初のSG覇者となった同期とトップの舞台を共にして意識もさらに高まった。

 「SGは本当に楽しかった。SGレーシングスーツが似合う人になって、次はグランプリという段階に行きたい」。今後は住之江太閤賞(3~8日)、桐生赤城雷神杯(12~17日)とG1が続く。ここで結果を出せば7月28~8月2日のびわこSGオーシャンカップにつながるだけに好走に期待したい。(中尾 彰宏)

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれ、埼玉県出身の35歳。昨年11月からダイエットを始めて13キロの減量に成功した。10キロを45分で走れるようになり、健康意識は高まるばかり。

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