【ボートレースコラム】末永和也が飛躍した3つの要因 技術アップと仲間、そしてモチベーション

[ 2026年2月4日 04:30 ]

昨年以上の大躍進に期待が懸かる末永
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 今年1発目のビッグレースだったPG1「第7回BBCトーナメント」(尼崎)は末永和也(26=佐賀)が制した。昨年は津ダービーでSG初戴冠を成し遂げ、グランプリも経験。「今の成績の実力を持っていないと思っている」と謙遜するが、確実にトップレーサーの一人となった。飛躍の裏には3つの要因がある。

 まずはスタート力の向上。「記念を走っていると、おのずと早くなる。それに少しずつ慣れていった。フライングを絶対に切ってはいけない時もコンマ10前後をいけるようになった」。BBCトーナメント決勝戦ではインからトップタイとなるコンマ14の踏み込みを決めて圧逃劇を披露。茅原悠紀がスタート展示、本番で3カドを選択したが「全く気付かなかった。スタートのことだけ考えて見ていなかった」と自らの仕掛けに自信を持ち、集中力を極限まで高めた。平均スタートタイミングも24年のコンマ14から25年は同13とレベルアップ。大舞台でもまれ、仕掛けの鋭さが増した。

 2つ目は師匠と弟子の存在。「真之介さんに教わって一歩ずつ実力がついてきた」と師匠の上野に感謝しつつ、自身も安河内鈴之介、小柳勝希と2人の弟子を持つ。「真之介さんに教わりながら自分で道中とか考えた。そういうのを教えている」。改善点を伝えるには自分の理解も深めなければならない。弟子の走りを見ることでレースとの向き合い方にプラスの作用があった。

 最後はライバルが近くにいること。一足先にSG覇者となった定松勇樹に対して「どっちも勝ちたい欲があると思う。高め合える人がいるのは凄く大きい」。同支部の同世代に仲間であり、好敵手がいることでモチベーションがなくなることはない。このまま腕を磨き続けて、今年は昨年以上の大躍進に期待したい。

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれ、埼玉県出身の35歳。BBCトーナメントの紙面企画で青木記者と舟券対戦も互いに的中ゼロ…。2人で予想の精度を高め合っていきたい。

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