【競輪コラム】滝澤正光氏と神山雄一郎氏 同じ“選手養成所所長”でも指導法には違いがあって…

[ 2025年12月18日 04:30 ]

トークショーを行った神山雄一郎氏(右)と滝澤正光氏(中)                               
Photo By スポニチ

 14日決勝の伊東記念は深谷知広の優勝で幕を閉じた。多くのイベントが行われたが、最終日、日本競輪選手養成所の所長・神山雄一郎氏、同アドバイザー・滝澤正光氏によるレジェンドトークショーには多くのファンが集まった。

 今年4月から所長を務める神山氏と前所長の滝澤氏。養成所から近い伊東競輪場ならではのイベントだ。記者も熱心なオールドファンの一人として両氏の話に聞き入った。

 神山氏は昨年12月に引退、ファンの記憶にまだ鮮やかだ。滝澤氏は08年6月に引退。G1優勝回数12回は神山氏の16回に次ぐ。87年には13場所連続優勝という数字を残した。記念と特別(G1)しか走らない中で87年は80戦64勝、勝率は何と80%。“怪物”だった。

 トークショーは滝澤氏の「(神山所長に)バトンタッチができて良かった」から始まり、神山氏が「(所長の)重みが分かり、滝澤さんの偉大さが分かりました」と応えた。

 養成所での話に入ると滝澤氏が「私との違いは神山所長は自ら自転車に乗って指導していること」を挙げ、神山氏は「僕は周回練習に入り、100周以上は一緒に走ってます」と指導法の一部を話した。

 滝澤氏が(日本競輪学校)校長、所長時代の「滝澤教場」出身者には古性優作(大阪)、吉田拓矢(茨城)、新山響平(青森)らがいる。現在「神山教場」に在籍するのは男子が12人、女子が4人。デビュー後が期待される。

 なお“神山1期生”の卒業記念レースは来年3月16、17日に伊東競輪場で行われる。(中林 陵治)

 ◇中林 陵治(なかばやし・りょうじ)熊本県八代市出身の63歳。慶大卒。87年5月の花月園新人リーグ(59期生)で競輪記者デビュー以来、現場取材一筋38年。デビュー戦から見た選手で最強は神山雄一郎、最速は吉岡稔真。

続きを表示

「神山雄一郎」特集記事

「2026 NHKマイルC」特集記事

ギャンブルの2025年12月18日のニュース