【住之江ボート あす16日開幕 SGグランプリ「金冠への道」】茅原悠紀 恐ろしい安定感

[ 2025年12月15日 10:00 ]

茅原悠紀
Photo By スポニチ

 3年連続の開催となるボートレース住之江のSG「第40回グランプリ」は、あす16日から21日までの6日間で覇を競う。大一番を前に、今年もGP戦士18人に特別連載「金冠への道」で意気込みを聞いてきた。トリを務めるのは賞金トップで臨む茅原悠紀(38=岡山)だ。

▽茅原悠紀(賞金1位、3年連続8回目)

 グランプリを意識するレベルの選手が1年の目標に掲げるのはトライアル2ndの1号艇を獲得すること。つまり賞金ランク2位以内。今年はその争いがとてつもなくハイレベルだった。上半期でSGを2度制した佐藤隆太郎がそこにいないなんて誰が想像しただろう。2位の池田浩二はSGを勝ってのものだから、まだ理解できるが、SG優勝なしの茅原がその2人の上にいるのは凄いの一言。恐ろしいほどの安定感だ。

 「どこで稼いだんだろうって感じですね(笑い)。マジでエンジンの引きが悪かったので」

 このコメントを聞いて、さらに驚いた。旋回のうまさは誰もがトップクラスと認めるが、エンジン出しのセンスも努力を最後まで続けるセンスも抜けている。何よりボートレースが大好きなのだろう。特別競走の合間に走った一般戦の成績がそれを物語る。どんなグレードであれ、一切手を抜かず一つでも上の着順を目指してきたからこそ、2025年後期の勝率トップも賞金トップも獲れたのだ。

 1号艇スタートのアドバンテージは計りしれないが、逆に今年一度も住之江を走っていないのは不安材料。全国有数の難水面で、今年は特に乗りづらいと選手は口をそろえる。

 「極端な方がいいんですよ。いっぱい走るか、全然走らないか。今回は先入観を持つことなく行けますもんね」

 11年前に金冠をかぶった時は6号艇だった。今年は鬼の安定感で1号艇をつかみ、重圧に打ち勝ってみせる。

「2026 天皇賞(春)」特集記事

「京王杯SC」特集記事

ギャンブルの2025年12月15日のニュース