【競輪 浅井康太コラム「虎視眈々」】手すり付きローラー台の増設は必要枠

[ 2025年10月29日 04:30 ]

寛仁親王牌を制した嘉永泰斗

 読者のみなさん、こんにちは。寛仁親王牌は初日に落車してしまいましたが、骨に異常がなかったため、残りの3日間も走ることに決めました。走った理由としては「地元記念や競輪祭まで気持ちを切らしたくない」と思ったからです。中3日での地元記念になりますが、出場に向けてしっかりと体のケアをします。

 さて、今回のお話はというと、開催中に気になった点についてです。全国各地で順次、競輪場の改修工事が行われています。今後の運営やお客さまのためにも、奇麗な環境を提供することはとてもいいこと。選手が最大限のパフォーマンスを出すためにも、走路が奇麗なことは必須条件だと思います。そんな中で行われたグリーンドーム前橋のG1戦。外観や施設内の設備はとても良く、ドームならではの魅力がある場所だと思います。しかし、残念ながら選手側の設備は…。

 なぜかというと、ウオーミングアップをするためのローラーの台数がとても少ないからです。前橋に限らず、他の競輪場でもローラー場にあるローラーの数が少ない場所は多々。ウオーミングアップの時間になっても場所を確保できずに困っている選手がいることもあります。その応急策として、ほとんどの競輪場では検車場の壁や通路の壁に沿ってローラーを増設してくれています。しかし補助として使用する両側の手すりがないんですよね。今回の脇本雄太君の事故は、この影響で起きたのではないでしょうか。

 壁側に増設されたローラーに乗って転倒。本来あるべきである手すりがあれば、脇本君は骨折をせずに助かっていた可能性もあります。レースに支障なく出場できていたかもしれません。この事故を機に、きっちりとしたローラー場の整備を検討してくれるとありがたいです。それが公正なレースと、選手の安全につながると思います。

 最後になりましたが、今回寛仁親王牌を優勝した嘉永泰斗君、おめでとう!!23年4月の四日市G3(ベイサイドナイトドリーム)決勝で初連係した時から将来性を感じていましたが、これで名実ともに競輪界のスター選手の仲間入りですね!私も負けないように努力します。まずは四日市記念競輪から。(競輪選手)

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