【浜名湖ボート PG1レディースチャンピオン】鎌倉涼 夫の地元でG1初制覇 大阪支部初“夏の女王”

[ 2025年8月11日 20:26 ]

優勝旗を手にする鎌倉涼(撮影・西川祐介)
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 ボートレース浜名湖のプレミアムG1「第39回レディースチャンピオン」は11日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の鎌倉涼(36=大阪)が逃げ切り勝ち。夫・深谷知博(37=静岡)の地元水面で念願のG1初タイトルと共に、優勝賞金1300万円(副賞含む)とSGクラシック(26年3月24~29日、蒲郡)の出場権を獲得した。大会3連覇に挑んだ遠藤エミが2着、予選1位の平山智加が3着に入った。なお6日間のの売り上げは109億8119万4000円。目標の100億円を大幅に上回った。

 家族の支えを力に変え、悲願のG1初制覇を成し遂げた。鎌倉はインからコンマ14のスタートを決めて先マイ。差し迫る遠藤と平山にも冷静に対処し、2マークで逃走態勢へ。2周1マークで再び遠藤に詰め寄られたが、最後までリードを守り切った。「一番はホッとしている。3周が早く終わらないかなと思って走っていた。足的には悪くないと思っていたけど(遠藤)エミちゃんの方が良さそうだった。“初1着を走っている子みたいだったね”とみんなに言われたし、自分でもそう思った。オーラが違った」。絶対女王のプレッシャーから解放され、安どの表情を浮かべながら振り返った。

 大崩れすることなく予選を2位で突破した今大会。活躍の裏には家族のサポートがある。浜名湖を地元水面とする夫・深谷からはプロペラのゲージを受け取り、8歳の長女と7歳の長男からは手作りのお守りをもらったと明かした。「そのゲージをメインで行った。お守りは折り紙で作ってくれて“何色がいい”と聞かれたので、1号艇で乗りたいから白がいいと言った。その効果が絶大だった」。コンマ01の極限スタートで準優11Rのイン戦をクリア。予選1位の平山が同12Rで2着に敗れたことで、ポールポジションが転がり込んできた。愛する家族たちの願いが思いもよらぬ幸運をたぐり寄せた。

 G1初挑戦で優出した10年下関レディースチャンピオンから15年。大阪支部では初となる夏の女王に輝いた。「父の勧めで選手になったので、父が一番喜んでいると思う。プレゼントできてよかった。久しぶりにクイーンズクライマックス(12月28~31日、大村)に行ける可能性があるので、そこへ向けてリズムを上げていきたい」。15年福岡大会以来10年ぶりとなる冬の女王決定戦を目指し、さらなる活躍を誓った。

 ◇鎌倉 涼(かまくら・りょう)1989年(平元)4月30日生まれ、大阪府枚方市出身の36歳。大阪支部所属。100期生として2007年5月14日、住之江でデビュー。同年10月28日、多摩川で初勝利。11年6月1日、芦屋一般戦で初優勝。G1は10年3月2~7日の下関レディースチャンピオンで初出場、初優出。通算104優出、22V。主な同期は桐生順平、宮地元輝、平高奈菜。1メートル59。血液型A。

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