【ボートレースコラム】“新燃料”を制する者が甲子園を制す!?

[ 2025年6月17日 04:30 ]

5月1日から使用されているびわこの現行エンジン
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 5月1日のG3オールレディースからボートとともに一新されたボートレースびわこのエンジン。審判が見やすいようプレートに傾斜がつくなどの工夫が施されている中、最大の注目点は燃料が新しくなったことだ。

 正式名は「エタノール30%配合ガソリン」(以下E30ガソリン)で、カーボンニュートラル対応の一環として事業部門では日本初の試みとなっている。レギュラーガソリンと比較して約12~15%のCO2排出量削減が見込まれる。

 E30ガソリン対応エンジンについて製造元のヤマト発動機関係者は、以下のように特徴を挙げてくれた。

 「燃料経路に使用されているゴム部品を耐アルコール性に優れた材質に変更しています。特性としては若干ですが従来のエンジンより出力が上がっています」

 記者が取材したオールレディースでも行き足から伸びにかけての良さを口にする選手が目立った。一方で問題視されたのは“起こし”の部分。4回のG1制覇を誇る山川美由紀(58=香川)は優勝戦に進んだものの「40年選手をして味わったことのない体感」と嘆くほどで、同様に違和感を覚えてセッティングで正解が見いだせずにいた選手は少なくなかった。

 それゆえ来月8~13日のG2ボートレース甲子園は、E30ガソリンを用いてレースをした選手が調整面でアドバンテージを得るのではないか。出場予定選手で新燃料を経験しているのは馬場貴也(41=京都代表)、遠藤エミ(37=滋賀代表)、丸野一樹(33=施行者希望枠)の地元・滋賀支部トリオに菅章哉(36=徳島代表・徳島支部)、今井美亜(34=富山代表・福井支部)、そして22日から新燃料がテスト使用される大村の2節目(29日~7月2日)に登場する赤坂俊輔(42=長崎代表・長崎支部)の6人。“深紅の大優勝旗”に近いであろう彼らのコメントには、初日からチェックしておきたい。(石丸 秀典)

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