【競輪】ラインを組めない可能性も…ファン、選手仲間を裏切った代償は大きい

[ 2025年2月21日 04:00 ]

北井佑季 ドーピング違反

北井佑季
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 【記者の目】どの競技でもドーピング違反は裏切り行為だが、公営競技においての罪は特に重い。ファンが命の次に大切なお金を選手に託しているからだ。単なるレース結果の予想だけでなく、選手の純粋な努力や戦ってきた姿を見てお金を投じる。ナチュラルこそが大前提だ。

 業界内でささやかれている処分はS級S班剥奪。だが、裏切ったのはファンだけではない。仲間である選手も裏切った。競輪はラインを組んで戦う。基本は同じ地区でラインを組むが、絶対に組まなければいけないわけではない。仮にステロイドを断ち、復帰したとしても、信頼を失った北井はラインを組めない可能性もある。皆が必死にペダルをこぎ、汗を流し、自転車のセッティングに悩み…。そんな努力を安易に飛び越えてしまったのだから当然だろう。

 これまでも抜き打ち検査は行われてきた。だが、それでもドーピングに手を出す選手がいたこともまた事実。ファンから求められるのは、検査体制の見直しと信頼回復に努める姿勢だろう。安心して車券を買い続けたい一人としても切に願う。 (競輪担当・渡辺 雄人)

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