【競輪コラム】王者・古性優作の練習に“特別”はない ただ、練習への“意識”は確実に違う

[ 2025年2月18日 04:40 ]

昨年のグランプリ覇者・古性優作
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 今年最初のG1全日本選抜競輪(2月21~24日、豊橋)の開幕が迫ってきた。

 優勝候補筆頭は22年と23年の覇者・古性優作(33=大阪)だ。

 23年はG1を3V。昨年はG1を2VとKEIRINグランプリを制した。24年の年間獲得賞金は3億8311万5596円で記録を更新。2年連続で最優秀選手賞に選ばれている。

 そんな最強のオールラウンダー・古性の強さを吸収したいと、全国からいろんな選手が集まっている。

 古性と同期の阿部力也(36=宮城)は冬季移動先に岸和田を選んだ。そのことを古性に聞くと「僕を頼ってきてもらってうれしい。練習では凄いタイムが出るわけでない。それでも自力で走れているのが何でなのかと来てくれていると思う。阿部さんも凄いところもあるので、そこはパクらせてもらっている」と歓迎していた。

 他ではバンク改修中の和歌山から椎木尾拓哉(39)、原田翔真(24)が岸和田まで出向き、時間が合う時は古性と練習している。さらに真杉匠(26=栃木)は静岡記念の前に岸和田で一緒に練習していた。

 古性の強さの秘密はどこにあるのか。奈良記念前に一緒に練習した同期の菅原裕太(33=静岡)に聞いてみた。

 「古性さんの強みはダッシュ力。どんなダッシュでも付いていくし、離れないのは見ていても凄いと思う。レースの戦法や気持ちの入れ方なども上回っているし、練習をやるごとに意識付けできている」

 普段からいかに競輪と向き合って過ごしているかが伝わってくる。みんなでもっと強くなろうと高め合い、刺激を受け合うことで好循環を生んでいる。いろんな人とやることでマンネリ化も防げているようだ。

 「古性さんは特別なことをやっているわけではない。練習に対しての意識とか他の人にはないものを持っていると思う」(菅原)。まだまだ古性の進化は止まりそうにない。豊橋では9度目のG1制覇をかなえる姿しか見えてこない。(亀田 克也)

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