【佐賀・第51回佐賀記念】12日発走 グランブリッジ重賞5Vへ! 予想印を公開

[ 2024年2月10日 12:00 ]

佐賀2000メートルのレコード記録を持つ川田将雅が騎乗するグランブリッジ
Photo By 提供写真

 佐賀競馬2大競走であり真冬の祭典である「第51回佐賀記念JpnⅢ」(中央・地方交流/距離2000メートル/1着賞金3000万円)が12日10R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。前回まで15年連続でJRA所属馬がV、さらに3着までを独占。今大会も中央主導の流れになりそうだが、地方所属馬も底力ある顔が居て奮起に期待したい。

 ◎②グランブリッジ 21年9月中京でデビュー。5戦目の阪神1800メートル戦で2勝目を挙げるとそこからは前走まで南関を中心に1600~2100メートルの地方重賞をかっ歩。22年6月川崎「関東オークスJpnⅡ」、22年8月門別「ブリーダーズゴールドカップJpnⅢ」、23年1月大井「TCK女王盃JpnⅢ」、23年3月川崎「エンプレス杯JpnⅡ」と牝馬重賞4V。混合重賞でも前走昨年12月名古屋「名古屋グランプリJpnⅡ」でレコード勝ちしたディクテオンから2馬身差の2着とアピール。鞍上は第48回大会クリンチャーで現佐賀2000メートルのレコードを叩き出した川田将雅で心強く中団前辺りから重賞5Vを狙い撃つ。

 ◯③メイショウフンジン 重賞勝ちはないが中央の1800~2100メートル戦で6勝を挙げている実力馬。その中には23年2月中京「アルデバランS」、続く阪神リステッド競走「仁川S」Vがある。23年5月には中央GⅢ京都「平安S」で5着と掲示板にも載った。その先行力は魅力たっぷりで今回メンバーなら好出脚一気にハナを奪い逃げ切る場面も十分にある。

 ▲⑪ノットゥルノ 21年12月阪神でデビューし6戦目から中央&地方重賞路線に定着。中央重賞は壁が厚いが、地方交流重賞は22年7月大井「ジャパンダートダービーJpnⅠ」でVがある。前走昨年12月国際交流の大井「東京大賞典GⅠ」は4着も連覇を果たしたウシュバテソーロから0秒3差とあり地力は十分。屋根はJRAレジェンドの武豊で自在に立ち回り重賞2Vをつかみ取りにかかる。

 ☆⑦キリンジ 22年8月小倉芝でデビューし3戦目からダートに転向。5、6戦目の阪神1800メートル戦を制すると昨年5月地方3歳交流重賞の園田「兵庫チャンピオンシップJpnⅡ」と7月大井「ジャパンダートダービーJpnⅠ」で2着と善戦を演じた。その後、中央GⅢとGⅡの2走は振るわなかったが、キャリアはまだ浅く伸びシロは存分にある。

 △①マンダリンヒーロー 22年6月にデビューし11月2歳重賞大井「ハイセイコー記念」を無傷で制覇。23年4月には米国3歳GⅠ「サンタアニタダービー」に挑戦し2着に入った。続く5月米国3歳3冠GⅠ「ケンタッキーダービー」は12着も地方馬初の米国遠征でアピールに成功した。その後3歳地方重賞で3連続2着。好位一発を秘めており打倒JRA勢の急先鋒に立つ。

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