【佐賀・第20回飛燕賞】4日発走 トゥールリー5連逃に期待! 予想印を公開

[ 2024年2月2日 12:00 ]

先行力は世代ナンバーワンのトゥールリー
Photo By 提供写真

 佐賀3歳クラシック路線につながる今年の3歳重賞第3弾「第20回飛燕賞」(距離1400メートル/1着賞金500万円)が4日9R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。3歳3冠を狙える器のトゥールリーに他の面々がどこまで食い下がれるか焦点となる。

 ◎⑫トゥールリー 昨年6月デビュー戦を3馬身差で制し、4戦目の9月「九州ジュニアチャンピオン」で重賞デビュー。逃げるムーンオブザサマーをしまい捕らえて重賞初Vを飾った。続く10月新設重賞の「ネクストスター佐賀」は3着。同月「カペラ賞」は2着と2歳重賞路線で猛アピールした。その後、昨年は1400メートル戦を危なげなく3連逃。明けて3歳初戦は前走1月3歳新設重賞「佐賀若駒賞」だったが、1750メートルを絶妙なペースで押し切り重賞2Vを達成した。先行力は世代ナンバーワンといっても過言ではなく5連逃へ期待が高まる。

 ◯⑤カシノルーカス 昨年6月デビュー戦をきっちり制し、5戦目の9月2歳特別の「アンタレス特別」は1番人気のビーアライブをおさえ最後は6馬身差をつけて2勝目をマーク。10月「ネクストスター佐賀」で重賞デビューを果たすが、前に大差をつけられての5着。それでも続く「カペラ賞」は2番手で競馬を進めて3着に粘った。3歳初戦は前々走1月「佐賀若駒賞」で4着。折り合いがつくタイプで中距離でも対応可能だが、これまでの走りからベストは1300、1400メートル。変わり身に警戒したい。

 ▲⑥シーブレ 昨年7月北海道でデビューし1戦して翌月には佐賀へ。転厩初戦、2戦目の1300メートル戦は的確に抜け出して連勝。2歳重賞は3戦して10月「ネクストスター佐賀」と12月の「フォーマルハウト賞」は7着に終わったが、10月「カペラ賞」はトゥールリー、カシノルーカスに続く4着。前走1月四国・九州地区交流3歳牝馬重賞「花吹雪賞」は4着。高知勢には敵わなかったが佐賀同士であれば、その差し脚は侮れない。

 ☆⑦トレベルオール 昨年6月北海道でデビューし未勝利のまま10月佐賀へ。佐賀では6戦して4勝2着と4着が1回ずつと奮闘している。前走は今大会のステップレースの1月3歳特別「ニュースター特別」だったが、中団後ろから押し上げ最終コーナーで先頭に立つと後続を完封した。着差以上の内容で今回重賞デビュー戦も目が離せない。

 △⑪フェザークイル 昨年7月JRAでデビューし3戦を経て11月に佐賀に転入してきた。転厩初戦、2戦目の1300メートル戦は連勝を飾ったが、続く前々走の1400メートル戦、前走「ニュースター特別」はトレベルオールの後塵を拝することになり2着。それでも底はまだ見せていない感があり怖い存在だ。

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